5/25/2012

MBA入学用エッセイ


前回書いた、MBA校入学のステップから今度はその中に含まれる「エッセイ」について、
予備校の先生に伺いました。
その内容が下記の通りです。

『入学用エッセイは各校とも約2000語で書きますが、トピックは学校によってまちまちです。
もちろん共通のものは卒業後の進路、在学中に学びたいこと(必ずしも専攻に関してではない)
および入学前に自分の不足な部分です。(キャリリアプラン)
例えば卒業後に企業の監査をしたいのであれば、在学中に会計学のアドバンスを履修することは
当然ですが、そのほかにCPAを取得することや、金融や経済の基礎を勉強することが必要となってきます。
(監査は総合的に企業を理解することが重要なので、多面的な知識がないと就職の際および
就業してから大変不利になるからです。)
キャリアプラン以外で要求されるのは、自分はどういうことに影響を受けてきたのか
(例えば上司、両親が厳しかったとか、尊敬する人に影響をうけたとか。)です。
あとは学校によってまちまちですが、多いのは自分が今まで乗り越えてきた人生のハードルについて、
体験した倫理的なジレンマについて、入学するMBA校で何が貢献できるか、等です。
変わったものとしては、「新たにコースを設けるとしたらどんなものか」説明することです。

ではどれだけの労力が必要なのかというとアメリカ人のサイトでは約1年かけるようにすすめられています。
当然エッセイを書いたことがない人は2年くらいでしょう。
ですから、未経験者は予備校で校正をしてもらうことをお勧めします。
以前あるMBA校と話をしましたが、90%以上は第3者の校正が入っているそうです。
逆に校正が入らないとよっぽどでないと良いものができないといえるでしょう。

最後になりましたが、もう1つ重要な点は他人と大きな差をつけることです。
ドメスティックな人は逆に大きな差をつけることが可能です。
先日あるMBA校に合格した女性は、この時代に珍しく男尊女卑の家庭に生まれて厳しく育ったので、
それを使ってよいエッセイができました。某MBA校の面接でも高い評価を得たそうです。』








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