5/07/2012

日本人に有利になってきているMBA受験


MBA受験はいくつかの大きな要素によって左右されるため、受験生の皆さんにとって
大変有利になってきています。
まず、日本人学生全体が内向的になってきていると言われていますので、
受験生の数が減っているということです。
その証拠に2010年ハーバード大学長はそれを憂慮して留学を奨励すべく来日しました。
学長が訪日されるのは歴史的にもかなり稀だそうです。
歴代初の女性学長であるファウスト氏いわく、「日本以外の国が教育のグローバル化を
すすめているのと対照的に、日本はその逆の傾向を示している理由がわからない。」
とのこと。
また、リーマンショック後の不況が原因で、社費留学生数(特に金融関係)が
一時期は半減したこともありましたので、一般的に新たに受験する私費日本人には
有利だと言われています。
これに加えて、一ドル80円前後の超円高といわれている中、円ベースではかなり
金銭的に留学しやすくなっています。
さらに、ここ10年くらい各MBA校で女生徒の数を大幅に増やす傾向があり、
女学生の占める率が以前は10%だったものが、ここ数年では30%になってきている
そうなので、売り手市場となっている点です。

これらの有利な条件がそろったことが原因となっていることもあって、
多様性(ダイバーシティ)が増加しているのは確かで、ハーバードやスタンフォード
といったトップレベルのMBA校でもGMATの点数が500点前後で合格している人も
います。
GMATでは必ずしもはかれない能力をもった学生が増えたといえます。


両校のHPを読まれるとよいと思います。
こういう中でMBA受験をしてキャリアアップを目指すのも、
今後の方向性の一つと言えるでしょう。



にほんブログ村 海外生活ブログ ロサンゼルス情報へ
にほんブログ村


留学 ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿